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特集/インスピレーション/NCS Colourの専門家に聞くカラートレンドと色の選択方法

NCS Colourの専門家に聞く - カラートレンドと色の選び方を学ぶ

お部屋や製品の第一印象が、色彩で決まったり、あなたの色の好みが時間がたつにつれて変化するということを、ご存知でしたか? NSC Colour社は、NSC表色系(Natural Colour System)を基盤とする会社です。お部屋にぴったりの色彩を探している時、この会社名を目にしたことがあるかも知れませんね。今回は、NSC Colour社の専門家に色彩に関するあらゆる知識やヒントを教えてもらいましょう。
2022年9月6日火曜日
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こちらは、Broste Copenhagenの2022年~2023年秋・冬の商品。以前より色を取り入れる傾向があります。

NCS Colour社の専門家に聞くNSCカラーの選び方

- 「色がなければ、寂しいものです」とNCS Colour社のクリエイティブディレクター、Karl Johan Bertilsson氏は言います。Bertilsson氏の他にも、マーケティングマネージャーのMarie Larsen氏にもお越しいただきました。


- お部屋のリノベーションのために塗料店に行き、色見本帳を見ると圧倒されるものです。NSCの色見本カードには、「NSC」という文字の後に数字とアルファベットが書いてあります。それらは色を表す記号です。


- 「NSCは、色が実際に人の目にどのように見えているかを示す唯一のカラーシステムです。『NCSコード』とはNCS表示のことで、黒色度、彩度、白色度、陰影、色調を表します」とMarie氏は言います。


NCS Colour社マーケティングマネージャー、Marie Larsen氏。

NCS Colour社クリエイティブディレクター、Karl Johan Bertisson氏。

愛するお家をもっとカラフルに

色が私たちの感じ方や行動に影響を与えるという事は、新しい考えではありません。色の認識は人によって異なり、リラックスしたくなる色もあれば、エネルギーを与えてくれる色もあります。 - 「安心したい時には赤茶色などの暖色系が必要です」とKarl Johan氏は言います。 - 「しかし、部屋の中で何かが起こっていると感じる必要もあります」

ポップアップカラー、つまり、目にとまり、感情を呼び起こすアクセントカラーが必要だということです。

私たちを行動に駆り立て、心を充電してくれる安全な色ですが、日常生活の刺激にもなり、次のステップに進むきっかけとなります。赤とオレンジは、そのようなアクセントカラーで、2023 年によく使用されるでしょう、と Karl Johan氏は言います。

ヒント: カラフルなアクセントをお部屋に。2023年にはレッド、ピンク、オレンジが人気色。

赤茶色の色味が暖かさと安心感を。トレンドカラーのコバルトブルーはエネルギーを与えてくれます。

人は、「時々物事が変化している」や「何かが起こっている」と感じる必要があります.。長い間、北欧の家は同系色の落ち着いた調和のある色でコーディネイトされてきました。でも、現在、それ以上のものが求められています。 - 「色を取り入れるのは本当に簡単です。壁を塗り直す必要はありません。クッション、ラグ、ランプなどでアレンジすることで、部屋がフレッシュな雰囲気になりますよ」とKarl Johan氏は続けます。 - 「コントラストはとても重要です。 ピローとランプを同じ色で合わせるのも良いですが、完璧に合わせるのは非常に難しいです。 むしろ、対照的な色でありながらも調和する色を使うほうが良いです。コントラストが必要だからです」

コロナ禍が色の選択に与えた影響

新型コロナウイルスはさまざまな面に影響を与えてきました。インテリアトレンドにおいては、新たな日常生活に向けて、新たなインテリアデザインのニーズが高まってきました。北欧では、長い間さまざまな中間色が好まれてきましたが、コロナ禍によって色に対する私たちの見方も変わりました: - 「特に、ずっと同じ場所にいたことで、どんな色の中で過ごしたいかという意識が高まりました。そして、インテリアの傾向も大きく変わり始めました。家の中でいろんな色を使いたい、ユニークでパーソナルな色を使いたいと気持ちが高まっています」とKarl Johan氏は言います。 - 「調査によると、色のトレンドは周期的に変わります。私たちは特定の色に触れていると、しばらくすると飽きてしまい、その反動で反対の色彩に触れたくなります。別系統の色彩に向かうプロセスはゆっくりで、段階を踏んで進みます。全く反対の色彩に到達するまで、少しずつ慣れていかなければならないからです。70年代のリバイバルを耳にするようになったのも、このような理由からです」

「ミレニアムカラーが復活したと多くの人の口に上るようになったのも、その一例です」

2023年のカラートレンド

毎年、NCS Colour社は、私たちの時代や世界を反映したカラートレンドをまとめています。

- 「2023年のカラートレンドは、皆さんのタイプごとに分けて、4つの色彩で説明しましょう。エネルギーを充電したい方には、とても暖かい、身を包んでくれるような明るい色が合います。赤みのある色調やウッドカラーのアクセントがあると好ましいです」

- 「新しい"普通"を受け入れ、起こっていること全てを体験したい方には、少しダークな色、または色あせたブルー系、あるいはアースカラーとレッドのコントラストが良いです。オレンジとダークイエローの色合いもトレンドです」

- 「もっと大胆に、最前線にいたいと思う方は、まぶしいイエローやピンクなどの明るい色に、暗めのパープルや青緑系で華やかなコントラストを作ると良いでしょう」

- 「最後のタイプですが、デジタル世界に片足を入れて、もう片足を現実世界に置いて生活したいジェネレーションが台頭してきています」

「ウルトラマリン、ライトブルー、オレンジとフューシャ(赤紫色)といったマルチカラーや対照的な色彩は、 非常にメタバース的です。パステル調も好まれます」

適切な色を選ぶためのヒント

色を選ぶ時にあらゆることを考慮しますが、部屋にぴったりの色を選ぶ時に、どのような点に注意すべきでしょう?

1番大切なことは、選択する色が他のインテリアの色と一緒になると、どのような雰囲気を生み出すかです。色が単独で存在することは、ほぼありません。重要なのは全体の雰囲気であり、個々の色ではありません。

- 「別の素材と同じ色で合わせようとして、わずかな色味の違いで、ちぐはぐな印象になってしまうことがあります。異なる素材や異なる光源でも、雰囲気が変わってしまいます。このような問題を避けるために、あえてコントラストのある色を選択したほうが良いのです」というのが、Marie氏のアドバイスです。

NCS表示を読み解く3つのステップ

塗料店の話に戻りますが、色見本カードの表示は実際には何を意味しているのでしょう?また、NCS表示をどのように読み解けばよいのでしょう?

NCS表示は、次の3つのステップで読み解くことができます。

  • 色調を確認。(例:R20B)
  • 陰影を確認。陰影とは色の黒さと彩度 (強度) のこと。(例:1040)
  • これらを組み合わせると、NCS S 1040-R20Bになります。この色調は、20%青みがある赤色ですが、言いかえると、赤が80%含まれているということです (R20B)。 R20Bの陰影は、黒(S)が10%、カラー(40)が40%です。
  • 全体の陰影は常に100%となります。つまり、この色には50%の白色度 (W)も含まれています。なお、彩度が低いほど、色はグレースケールに移行します。こうやって色を確認しましたが、この色は会話的な表現で言うならば「きれいなパウダーピンク」です。
  • NCSスタンダードカラーは1950種類ありましたが、現在は2050まで増えました、と Karl Johan氏は言います。

-NCS表示を理解すれば、色の選択に迷いがなくなるでしょう!

カラーで飾ろう

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