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特集/インスピレーション/イッタラ - 140 年の歴史を誇るデザイン

イッタラ - 140 年の歴史を誇るデザイン

北欧の住まいと言えば iittala(イッタラ)を思い浮かべるほど、 イッタラは現在デザイン界で最も有名なブランドの1つです。140年以上もの間、クラシックなデザインを提供し、人々に愛されてきました。クラシックなデザインは、ささやかな日常であれ、特別な日であれ、人生のあらゆる瞬間に私たちとともにあるデザインと言えます。それでは、イッタラの世界をご紹介しましょう。
2021年5月25日火曜日
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クラシックな北欧デザインを提供するイッタラ は、北欧スタイルの代名詞。

140年以上の歴史を誇るデザインの始まり

イッタラは、1881年にフィンランドの同名の村で開業しました。当時のイッタラ は、吹きガラス、型押しガラス、研磨ガラスをヨーロッパ大陸風のパターンで製造するガラス工場でした。現在イッタラは北欧の住まいに溶け込み、エッセンスワイングラス、 カステヘルミキャンドルホルダー、ティーマプレートなどの必需品を通して、私たちの住まいや生活に潤いをもたらしています。

Alvar Aalto Limited Edition の花瓶は、 iittala のアーカイブから復活した140年記念エディション。

1930年代、デザイン界で機能主義が台頭し、イッタラの名が世に知れ渡るようになりました。伝説的デザイナー Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)、Aino Aalto (アイノ・アアルト)、Kaj Franck(カイ・フランク) などが中心となり、イッタラは美と機能性の両方を提供する最先端のデザイン哲学を取り入れます。このデザイン哲学は、1936年リリースの アアルトベースを筆頭に、シンプルかつ機能的でクラフトマンシップを感じられる一連のクラシックなデザインを生み出しました。

イッタラの背景にあるクラフトマンシップ

イッタラのガラス製品の製造プロセスは、単純ではありません。 工場でさまざまな工程と複数の職人の手を経たのち、私たちにとって長く愛せるお気に入りとなります。多くの人々から愛用されている花瓶、グラス、 バード バイ トイッカの彫刻などは、加熱、鋳造、成形、カットの工程を踏んで完成します。ガラスを塗装するのではなく、ガラスを溶かし、直接色を混ぜたあとに空気を吹き入れ、形を整えるというプロセスです。

アルヴァ・アアルトベースの製造に、7人もの職人が携わっていることをご存知でしたか?

イッタラのガラス製品は正確さが要求される工芸品です。イッタラの神秘的とも言える工場の中を少し見るだけで、丈夫な素材を作り上げるために精密なクラフトマンシップ作業が行われているのがわかります。アルヴァ・アアルトベースを1つ製造するのに、7人の職人のスキルが必要となります。工場では、80年間も人気を誇るオブジェ、新しい未来的クラシックな作品など様々な製品が製造されています。イッタラは、製品は一生使えるものだと人々が期待するのは当然のことだと考えています。その思いは、イッタラの時代に左右されないラインから感じ取れます。

古きものを新しく… アルヴァ・アアルトベース は 100%再生ガラス製で、1つ1つの色味が異なるユニークな花瓶。

新しいイッタラ

イッタラにはクラシックな製品が多いですが、イッタラの伝統を大切にしながら革新的に未来へ引き継ごうとするモダンなデザインもあります。 Alfredo Häberli (アルフレッド・ハベリ) によるエッセンス、Matti Klenell (マッティ・クレネル)によるナップラ、Jasper Morrison (ジャスパー・モリソン) によるラーミなどがイッタラのデザイン哲学をさらに未来へと引き継ぐ作品です。

伝統的デザインを現代的にした新しい イッタラのフラッグシップコレクションの1つは、Alfredo Häberli (アルフレッド・ハベリ)がデザインしたエッセンスシリーズ。

Essence | エッセンス

Swedish Grace (スウェディッシュグレース)が北欧で最も有名なスウェーデンの食器コレクションであるなら、Essence (エッセンス) は北欧で最もアイコニックなガラス製品だと言えます。 イッタラの1番人気のコレクションの1つは、2001 年に Alfredo Häberli (アルフレッド・ハベリ)によってデザインされたコレクションです。できるだけ少ないグラスを使ったコレクションで、当時のイッタラにとってはリスクを伴う賭けでしたが、現在では世界中の家庭で愛用されています。 2021 年、この有名なコレクションにサービングディッシュが追加されました。エッセンスのロゴをあしらった食器で、クラシックな食器シリーズに新しい魅力が加わりました。

Matti Klenell がデザインした Nappula は、フィンランド語で「つぼみ」という意味。世界中の多くの家庭で愛用されるスタイリッシュなキャンドルスタンドです。

ナップラシリーズに、北欧風の住まいにぴったりの美しい植木鉢も加わりました。

Nappula & Lempi | ナップラ & レンピ

イッタラが Matti Klenell 氏にナップラシリーズのデザインを依頼した際、キャンドルスタンドはガラス製でなくても良いと伝えました。それでも、Klenell氏にインスピレーションを与えたのはガラスでした。 ナップラのシンプルで丸みを帯びたフォルムは、ガラス工房で溶融ガラスを扱う時に使う道具から着想を得ています。フィンランド、ヌータヤルヴィのガラス美術館には、ユニークな丸い脚が付いたテーブルがありますが、その脚を作るさいに使用されたのと同じ道具です。テーブルの脚のフォルムがヒントとなり、Klenell 氏はNappula シリーズを手がけます。 ナップラはフィンランド語でつぼみという意味もあります。

「時代に左右されないデザインは、よく考え抜かれた高品質のデザインでありながら、それ自体が強い個性を持っています。時代に左右されない製品とは、控えめで目立たないものだと思われがちですが、私はその逆だと思います。芸術的な製品こそ長く残る可能性が高いはずです」

- 「それでも最も重要なことは、高品質で、歳月を重ねて味わいが出る製品かどうかです」と Matti Klenell 氏は言います。

Klenell 氏は、絶大な人気を誇るグラスシリーズ Lempi のデザイナーでもあります。

- 「昔、父が吹きガラスで作った脚の低い大きなカップが大好きでした。実家で、普段使いにもパーティーにも使っていたのですが、いつも少し多めに注ぎたくなるような気持ちになるコップで、和気あいあいの家族団らんにピッタリでした。レンピシリーズにも、そんな寛大な資質を取り入れようとしましたが、かなりうまくいったのではないかと思います」と言う Klenell氏の言葉に、私たちインタビュアーもうなずきました。

Jasper Morrison がデザインした ラーミは、イッタラの未来的クラシック。ラーミはあらゆるお家やスタイルに合うシンプルなデザインです。

RAAMI | ラーミ

2019年、イッタラはデザイナー Jasper Morrison とのコラボレーションによる新シリーズを立ち上げました。Raami (ラーミ)は未来のイッタラの定番になりそうです。ラーミという名前はフィンランド語で「フレーム」を意味しますが、日常的な日も特別な日もフレームにおさめてくれるようなシリーズです。角がわずかに丸みを帯びた落ち着いたデザインには、親近感と安心感があります。このエレガントなシリーズで、イッタラの伝統を現代の住まいに取り入れてみてはいかがでしょう。

Kastehelmi (カステヘルミ) も イッタラの人気商品ですが、贈り物としても最適。

世代を超えて愛されるイッタラ

北欧デザイン史においてイッタラは重要な役割を果たしてきました。フィンランド南部のガラス工場は、140年以上の長い歴史をかけて機能性の意味を定義し、時代に左右されない北欧デザインを生み出してきました。今年のイッタラのアニバーサリーでは、アーカイブから過去のデザインを復活させ、新旧のアイディアが織りなす製品コレクションを発表しています。良いデザインには賞味期限がないことを証明しているかのようです。歴史のあるイッタラには、語るべき独自のストーリーがあります。そして、私たちの住まいにイッタラがやってくる時、生活の中でクラッシックなデザインが引き継がれ、新たなイッタラのストーリーがつむがれていきます。

写真: Angeliqa Daldorph

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